シャツの衿の皮脂汚れをなんとかする
わたしの普段の仕事着はシャツとスラックスの上から制服というスタイルなので、日常的にシャツを着ます。フォーマルウエアはサイズが合ってないとカッコがよろしくないのですが、わたしは身体の各部の寸法が標準から外れており、既製品ではジャストサイズがなかなか手に入らないので、いつしかオーダーシャツを利用するようになりました。
最近はカスタマイゼーションのトレンドもあり、割安なオーダーシャツのサービスが台頭し始めました。でもまだ標準的には1着1万円くらいするので、既製品が3千円くらいで手に入ることを考えると、せめて2倍くらいは長持ちさせたい気持ちもあり、手入れをがんばるわけです。
このシャツの手入れが意外に大変で、日常的にシャツを着る人にとって衿の皮脂汚れをどうするかというのは、共通の悩みだと思います。わたしも、衿袖用洗濯洗剤をあらかじめ浸透させるやら、ときどき漂白してみるやら、色々と試しましたが、取れたように見えてだんだん汚れが沈着していきます。どうにもならなくて、アトピーの影響とか脂症の傾向もあるのだろうと半ば諦めてたわけです。
そんな折、クレジットカードのポイント景品交換のリストの中にあったサンヨー「COTON」が目に入り、ポイントでそれをもらう前提で市場価格や評価を調べてみたときに見つけたのが、競合品のシャープ「超音波ウォッシャー」。
結局、超音波ウォッシャーを買いました(17年2月)。
結論から言うと、今のところ皮脂汚れ落としの最適解だと思います。
使い方はシンプル。
まず、皮脂汚れの上に洗濯洗剤を垂らします。無印良品の小分けボトルを使うとやりやすいです。
あとは、水に浸して数回なぞります。
超音波なので、動作音が聞こえません。先端(ホーンというらしい)が水に浸かるとうっすらとしゅわしゅわ聞こえ、霧状の水しぶきが立ちます。汚れがもりもり落ちるというよりはだんだん薄くなる感じなので、使ってる最中はきれいになってるのか実感があまり無いです。
左の衿だけやるとこんな感じ。
機能や本体の質感は申し分ないのですが、フタがゆるゆるだったり、バッテリーが組み込みのニッケル水素充電池だったり、ACアダプターからの有線での電源供給で使えなかったり、水回りで使うものなのに防水ではなかったり(後継モデルは改善されたっぽい)、不満な点はいろいろありますが、それを差し引いても十分価値はあります。オススメ。
ちなみに、もうひとつの手段として、クリーニングを活用する手もあります。
系列によりますが、ワイシャツ1枚150円からというところもあるので、洗濯とアイロンの作業時間を考えると十分元が取れるおトクな価格設定だったりします。ただ、衿袖の皮脂汚れはシミ抜きオプションを足さないと残ってしまうことも多く、皮脂は時間が経つと取れにくくなるような気もするので、1週間に1回まとめて出すのはよくないんじゃないかと思えて、これはこれで難しいところです。
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