「エコあたり」

うちのインスタントコーヒーは、「ネスカフェ・ゴールドブレンド」を愛用しています。
その詰め替え用が今までなかったんですが、最近発売されたようです。
「ネスカフェ・チャージ」。テレビCMも頻繁にやってます。
アインシュタイン（のそっくりさん）が出てきて、「E=mc²（イイね、まさに、画期的！）」って言うやつ。

それが、近くのスーパーにも並ぶようになったんですが、値段を見て閉口。
通常品が、100g入り498円。
詰め替え用が、80g入り578円。



詰め替えの方が高いじゃん・・・。



まぁ、少々なら、「エコを買ってる」と思えば納得はできるんですが、コーヒーの場合はちょっと違う気がします。
通常品の容器であるビンは、リサイクルの経路が確立している。
かたや、詰め替え用の紙容器は、古紙リサイクルは難しく、基本的には燃えるゴミ。



「詰め替えするのはエコである」というのが常識になってますし、基本的にはゴミ減量になるので確かにエコではあるのですが、ビン詰め商品に関してはこの限りにあらず、だと思うのです。
消費者が、食あたりならぬ「エコあたり」を起こしてるので、企業としても「エコを考えてますよ〜」と全面に出さないといけないんでしょうねぇ。冷静に見るとエコじゃない、というのは、企業側も気付いてはいると思います。



リサイクルの際のエネルギー効率とか紙容器の素材とかもひっくるめると、どちらがどうとは厳密には比較できてないんで、間違ってるとは言い切れないんですけどね。