miyamotoSion’s Obsessions

宮本紫苑がTwitter ( @miyamotoSion ) に書ききれないことを残しておく場所。

非喫煙者が電子タバコを吸う

世間は受動喫煙対策として屋内全面禁煙という潮流がある中、時代に逆行するかのように喫煙デビュー。

買ったのは、JT「PloomTECH(プルームテック)」。

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身体に悪いもののはずなのに、なんだかオシャレ。

購入の動機

週末に少しお酒を飲むのが趣味のひとつとなっているのですが、あまりお酒に強くないので2杯ほどしか飲めなくて、その後は水とおつまみくらいしか口に入らず手持ち無沙汰になってしまいます。酒の席でだけタバコを吸う友人が何人か居るのが以前から気になっていたので、口寂しいのを紛らわすアイテムとして軽いやつを試してみようか、というのが喫煙に興味を持ったそもそものきっかけです。

グレたわけではありません。たぶん。

構成と価格

バッテリー、リキッド、カートリッジを組み合わせて使います。

スターターキットが、バッテリーとチャージャーのセットで¥4,000-ほど。バッテリー単体でも売っているようです。

そして、リキッド1本とカートリッジ5個のセットが¥500-ほど。カートリッジ5個ごとにリキッド1本を交換します。

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お店で「白か黒か」と聞かれたけど色以外の違いが分からず、その時の気分で白い本体の「ピアニッシモ」というモデルにしてみました。

使い始めてから知ったのですが、この白い本体は18年12月発売のニューモデルでした。このモデルはタバコというよりフレーバーを楽しむものという位置付けで、タバコの味がするものがなく、女性をターゲットにしているのではないかというレビュアーの見解です。

レビュー記事: https://tabanavi.com/ploomtech-pianissimo-pineapple-aria/

一方のスタンダードモデルはタバコらしいフレーバーが多いらしく、互換があるのでそちらも選べますが、リキッドの部分が黒なのでピアニッシモに装着すると本体が白黒になってしまうようです。ピアニッシモとスタンダードを合わせると10種類以上のフレーバーから選べます。

タバコの分類

調べてみると今は色々な種類があるらしく、手軽に買える「タバコ」は、燃焼式タバコ(紙巻きタバコ)、加熱式タバコ(電子タバコ)、ベイパーに大別されるようです。

本体内温度が高いほどタールが増えるそうですが、プルームテックはデバイス内温度が最大30度とのことで、ほぼゼロなのだとか。ニオイの原因は主にタールだそうなので、周囲への不快感はタバコの中では一番少ないカテゴリーかと思われます。

ただ、今手軽に買えるものの中では一番軽いらしく、軽すぎて喫煙者にとっては「吸ってる気がしない」という話も聞きます。そこにハードルの低さを感じたのがプルームテック選択の理由です。

あと、アイコスとグローは定期的な清掃が要る一方で、プルームテックは清掃が必要無いので非常にお手軽、とのことです。

見た目が紙巻きタバコに一番近く、ファッションとして見た場合はここも重要な要素かと。

吸い口

元々非喫煙者のわたしが4ヶ月ほど吸ってみた感想。

  • タバコの匂いがしない(タバコのフレーバーもある)。
  • 複数のフレーバーがあるので色々試せる。
  • 吸う時に必然的に深呼吸になるので、気持ちを落ち着かせる一助になってる気がする。
  • 依存性は特に感じず、唐突に吸いたくなることはない。

平日の仕事上がりのイライラしてる時に気を紛らわすために吸うこともありますが、週末のストレスのない中では吸いたい気持ちは特に感じません。

喫煙環境

喫煙者と非喫煙者の両方の目線で、感じるところをいくつか。

  • 匂いが服に付かない(という謳い文句)。
  • ただし喫煙ルームで吸うと煙が充満してるので「匂いが服に付かない」というメリットは無くなる。
  • そもそもタバコを吸える場所がかなり少ない。

ちなみに電子タバコの中では劣勢でユーザーが少ないらしく、けっこう目立ちます。バーでの話題作りに一役買ってるので、そういう点でもお酒のお供としては面白いです。

健康被害

調べてみたところ、害しかないタールはともかく、ニコチンは複数の作用があるそうで、鎮静作用がありながら判断力を鈍らせるなどといった日常生活への影響がない不思議な薬物らしく、まだ謎が多いようです。薬として処方されることは無いですが、お酒と同じくストレスのはけ口としてほどほどに付き合えればいいのではないでしょうか。

それにしても、ここ1年でようやく健康になったのに、わざわざ身体に悪いものに手を染めるという。いや、本気でやめようと思えばいつでもやめられるんですよ(喫煙者が口を揃えて言うフレーズ)。