miyamotoSion’s Obsessions

宮本紫苑がTwitter ( @miyamotoSion ) に書ききれないことを残しておく場所。

質問に答える

「こっちの質問にまず「はい」か「いいえ」で答えてくれ」
「経緯とか前置きはいいから、まず端的に答えてくれ」



仕事での連絡や報告の中で、いままで何度も、某先輩にこうやって怒られました。
後で思い返すと、確かにその通りだと思います。



わたし自身が、ビジネス文書とかより小説の類の方がなじみ深いせいか、経緯とかを順々に説明する癖があるので、こういう指摘を受けてしまいます。
仕事においては効率と明快さが必要なので、英語の文法のような「主語述語+補足」という会話の組み立てが良しとされる傾向にあるようです。



今日は、ニュース番組で民主党代表選の某候補者の話を聞いてて、そんなことを思いました。



たぶん日本の政治家の大多数に共通する傾向だと思うんですが。
キャスターの質問に、少しずれた回答をするんですね。
「分かりません」「まだ考えてません」という回答を避けるためなのか、はたまた言いたいことを前もって決めてきてるのか。
そして、キャスターの発言をさえぎってまで、自分の言いたいことを言い切る。
その割に、聞き終えて、結局何が一番言いたかったのか、よく分かりませんでした。



確か合衆国では、政治家は大学で演説とか討論の勉強をするはず。
日本にはそういうの無いんでしょうかねぇ。