miyamotoSion’s Obsessions

宮本紫苑がTwitter ( @miyamotoSion ) に書ききれないことを残しておく場所。

算数の文章題みたいな


問:
Sさんは日曜日朝、自動車で、中国道池田JCTから高速道路に乗りました。
西に向かって走り、特に渋滞もなく、昼に中国道山崎ICで降りました。
入口、出口とも、料金所をETC無線通信で通過しているため、休日特別割引の対象となります。
さて、高速道路料金はいくらでしょう?
経路

答:1,400円



え? なんで? 上限1,000円じゃないの?



NEXCO西日本:ETC休日特別割引




解説:
中国池田JCTから西宮北ICは、大阪近郊区間なので、通常料金800円の5割引である、400円が適用されます。
西宮北ICから山崎ICは、大阪近郊区間ではないので、通常料金1,950円で1,000円を超えるため、1,000円が適用されます。
したがって、高速道路料金は次のようになります。
400 + 1,000 = 1,400



適用区間によって上限が違うとか、適用区間が変わると体系がリセットされるとか、まるで算数の文章題のようです。
しかも、「最大」5割引とか、例外の発生する余地をわざわざ残してるし。
当初の「一律1,000円」とかいうのは、何だったんでしょうか。
無料通話分繰り越し」とか「○時〜○時まで通話料無料」とか「0円」とか言ってる携帯電話の通話料以上にややこしいんですけど。



こうやって、ちょっとでも国家予算の負担を減らそうと姑息なことして混乱を招くんだったら、最初からやめときゃいいのに・・・。