miyamotoSion’s Obsessions

宮本紫苑がTwitter ( @miyamotoSion ) に書ききれないことを残しておく場所。

モニターキャリブレーションツール

自宅でカラーイラストをプリントアウトするようになってからというもの、画面とプリントの色差がずっと気になってました。特に肌色とかが、プリントしてみると色が全然違って、かなり致命的だったんです。
で、いろいろ試行錯誤しながら、ごまかしごまかしで使ってたんですが。
手動での補正に限界を感じたので、キャリブレーションツールを試してみることにしました。
今回入手したのが、GretagMacbeth社製「huey」。グレタグマクベス「ヒューイ」と読みます。

huey

実際に合わせたいのは画面とプリントの色なので、本当はモニタとRGBプリンタの両方に対応したものが必要なんですが、プリンタ対応のものになると10万円オーバーが当たり前になるので断念。
今、色が合ってない原因は、明らかにモニタの経年変化なので、とりあえずはモニタのキャリブレーションから。



使い方はごくシンプル。
ソフトウェアをインストールして、デバイスをUSBで接続して、指示通りに画面に貼り付ける。
モニタのクリーナーとかが一緒に入ってたりしますが、基本的には表面のホコリを払って、吸盤に息を吹きかけて(ここ重要・笑)、画面に押し付けるだけ。
モニタに貼る

先人の意見を参考にしつつ、AdobeGammaをスタートアップから外し、nVidiaコントロールでの補正を初期化し、部屋の照明を切り、キャリブレーション実行。



結果を以前のトップ絵で比較。
プリントスクリーンじゃ差が出ないので、デジカメで画面撮りしてます。
キャリブレーション前(nVidiaコントロール手動補正)。
キャリブレーション前

キャリブレーション後。
キャリブレーション後

画面が全体的に黄色っぽくなったような気がしましたが、キャリブレーション後の色の方がプリントアウトした色に近いんで、おそらく今までが青すぎたんでしょう。



さて、これで色の問題は緩和されそうだし、パソコンいじりは程々にしてそろそろ次の出しものを考えないと・・・。