miyamotoSion’s Obsessions

宮本紫苑がTwitter ( @miyamotoSion ) に書ききれないことを残しておく場所。

ばら売りか、パッケージか

楽曲のダウンロード販売は、ばら売り。CDアルバムは、パッケージ。
同人創作物の便せんは、ばら売り。同人誌は、パッケージ。
ブログ記事は、ばら売り。編集を経た書籍は、パッケージ。
pixivは、ばら売り。個人ウェブサイトは、パッケージ。



CDアルバムは、アーティスト自身が収録曲と曲順を吟味した上で構成されている。
便せんをセット販売したところで、同人誌という本にはならない。
書籍になったブログ記事は、格段に読みやすくなる。
自分の絵を飾る場所を自分で作る、という必要がなくなりつつある。



何が言いたいのかというと。
パッケージというのは、単なるばら売りの寄せ集めではない、ということ。



CDアルバムは、アーティストが自身の考えるベストの収録曲と曲順でアルバムを構成してるはずで、そのパッケージでひとつの作品だと思うのです。だから、曲順をシャッフルして聴くのが好きではありません。
つまり、作品をまとめるのも、ひとつの創作活動だと思うわけです。
で、そのまとめる作業、同人誌を作る作業というのが、絵を描くときには使わないようなスキルやセンスが必要で。



ニコニコ動画に曲を単品でアップロードしたり、pixivにイラスト投稿して個人サイトを持たなかったりで、それだけで満足してしまってその先がない、というのが増えると、なんだか大事なものが失われていきそうな気がします。
いらん心配かもしれませんが。



あっれー。そんな結論が言いたかったわけじゃないんですけど。実は元々言いたかったのは「アルバムはシャッフルしないで聴くのがおれのこだわり」っていうどうでもいい内容だったんですが。・・・まぁいいか。