miyamotoSion’s Obsessions

宮本紫苑がTwitter ( @miyamotoSion ) に書ききれないことを残しておく場所。

欠陥品の正当化だったりして

今日は、入院中の祖父のお見舞いのために、母の実家に里帰り。
片道2時間ほどの距離ですが、帰りは2つの渋滞にひっかかって、げんなりでした。
ひとつは、阪神高速3号線名谷JCT〜京橋IC。居眠り車両で1車線ふさがる迷惑渋滞。
ひとつは、阪神高速5号線中島料金所出口すぐの工事による渋滞。
両方とも、連休の行楽シーズンとは無関係な渋滞なのがやるせない(疲



それはそうと。
今日は、目の前で追突事故が発生、自分も別の場所で追突しそうにやってヒヤリとしました。
両方とも渋滞中ののろのろ運転中だったので大したことはないのですが。
その「ヒヤリ」について、気付いたことをひとつ。



わたしの愛車スマートの変速機は、マニュアルトランスミッションクラッチを自動化した、トルクコンバータを介しない、つまりクリープ現象の発生しない「セミオート」の変速機です。
ブレーキを離しても勝手に進むことがないので、渋滞中でも軽くアクセルを踏みます。
基本的にアクセルとブレーキを少しずつ踏み替えて、惰性で進むことが多いです。



一方、今日一日運転した母の軽自動車の変速機は、一般的な、クリープ現象のある「オートマ」の変速機です。
車体が軽いせいなのか、トルクコンバータのチューニングのせいなのかは分かりませんが、すごくクリープ現象が強く、アクセルを踏まなくても8km/hくらいで進みます。



渋滞が1時間以上続くなかで、注意力が低下して一瞬ブレーキが遅れたのですが。
その時、アクセルを踏んでないのに、すごくスピードが出ていたような気がします。
そしてそのヒヤリのあと、頭をよぎったこと。



クリープ現象って、そもそも変速機の欠陥なんじゃないの?



クリープ現象のないスマートに乗り慣れてるからこそ思うのですが。
アクセル踏んでないのに前に進むって、危なくないですか?
自動車教習所で「オートマはクリープ現象が発生する」ということを習うので、当たり前のことになってますが、今の自動車工学なら、どうにでもできますよね?
渋滞中の追突事故の原因って、もしかしてほとんどが、クリープ現象による無意識の前進だったりしません?



Wikipedia「クリープ」によると、「クリープ現象のないクルマにわざわざクリープ現象をつける例がある」とか何とか。
微速前進はひとつのメリットかも知れませんが、危険を伴ってもいます。
便利なのは分かりますが、わざわざ残すことに疑問です。